そんなこと聞かないでよ・・・
あたしは上目づかいで龍を見た。



「そんな顔で見るなよ。」



龍は少し顔を赤らめて言った。それから龍はあたしに顔を近づけてきた。



あたしはそれに伴いゆっくり目を閉じた。



龍の吐息を顔に感じ、もう少しでキスされるって思っていたとき、




「愛ちゃーん、プリクラとりに行こー!」




美園が勢いよく図書室のドアを開けた。



そのせいで、あたしと龍はピタッと止まった。