【改正版】好きと言わせて...。

「あたしね、拓也のことが好きだった。知ってた?」



あたしは笑顔で言った。



「えっ?・・・はっ?」



あたしの告白に焦りだす拓也。



そんな拓也がおかしくて思わず笑ってしまった。



「ははっ。あたしの言いたかったことはそれだけだから。聞いてくれてありがとね。ばいばーい。」



「お、ちょい・・・愛ーー!!」



あたしはいまだに焦っている拓也を置いて屋上を後にした。