【改正版】好きと言わせて...。

図書室を出たあたしは屋上に向かって走った。




屋上のドアを開けると、



「おせぇよ。」



拓也はフェンスに寄りかかっていた。



「ごめんね、待たせて。」



「いいけど、話でもあるのか?」


首をかしげる拓也。



「うん。拓也に言いたいことがあるの。」



「なんだよ?」