【改正版】好きと言わせて...。

放課後龍と拓也が教室を出るのを見届けたあたしは、先に龍を呼び出した図書室に行った。



龍はソファーに座っていて、あたしが来たのに気づくとあたしのほうをじっと見た。



あたしは龍に歩みよった。



「龍・・・この前の返事なんだけどね、」


「・・・・」


よくない返事だと思ったのか龍は眉を顰めた。



「あたし龍のこと好きだよ。」