【改正版】好きと言わせて...。

「ギャーーー!!」



「うおっ!」



出たーーー!!あたしは走って龍を追いかけ、龍に抱き着いた。



「う゛ぅ」



怖いよぉ。あたしが龍に抱き着いたまま離れないでいると、龍が頭をポンポンした。



「やっぱ、怖いんじゃねぇか。しゃーねぇなぁ、怖いんなら目つぶってろ。出口まで連れて行ってやるから。」



あたしは龍の腕にしがみついて、言われた通り目を閉じた。