最低……きっと、私を弄んでるんだ、翼くんは。




「なんでそんなキスなんてするの……酷いよ……」




これ以上、翼くんに溺れたらダメだ。




私は口から少し血が出ている翼くんをほって、家から出た。




ダメ……ダメッ……。




頭の中ではわかってるのに、やっぱり私、翼くんが……。