【完】悪魔彼氏にKISS

私を見つめる熱い視線が。




低めの甘い声が。




翼くんの全部に、胸が乱される。




ズルイ……翼くんは。




“あの日の事”覚えてるくせに、どうして私にかわうの?




「意……地悪」




「へぇ、花子のくせに生意気」




グイッと、翼くんが顔を近づけてくる。