【完】悪魔彼氏にKISS

今にも消えそうな、私の声。




その声が翼くんに届いたかどうかはわからないけど、言った数秒後、私は一つの部屋に入れられた。




途端、壁に押し付けられる。




「もう遅い……つーか、帰さねぇし」




―――――ドキッ。