「え、嘘! キャー! 私もよ! あんた馬鹿だったのに頑張ったじゃなーい! 一緒の高校だなんて嬉しいわ!」 「うん。 素直に言ってくれてありがとう。 私も嬉しいよ」 苦笑いを浮かべながら、今にも喉まででた声を必死に押し殺して相変わらず毒舌だね、と心の中で呟いた。