【完】悪魔彼氏にKISS

『コイツ俺のだから。 コイツ俺のだから。 コイツ俺のだから。 コイツ俺のだから――……』




頭の中で、さっきの言葉がリピートされる。




周りの人からの視線が私達に向けられている事すら気付かず、私は顔を赤面させた。




「おい、靴履けよ」




「……え! あ、はい」