【完】悪魔彼氏にKISS

もちろん、手を掴まれているため私も道連れに。




「ちょっと待ちなさいよ! アタシが花と帰るのよー!!」




後ろで、ミカちゃんが叫んでいる。




そっ、そうだよ!




私ミカちゃんと帰るのに……。




そう心の中で呟くと、教室から出る寸前で翼くんがピタッと足を止めた。