【完】悪魔彼氏にKISS

聞き覚えのある少し高めの声が、私の名前を読んだ。




……ん?




不思議に思い、顔をあげる。




途端、私は声の主に飛びつくように抱き着いた。




「ミ……ミカちゃんっ!」




「花! やっぱり花なの! キャー! 久しぶりね!」