【完】悪魔彼氏にKISS

―――――……




「花ー! どこ行ってたの!」




あれから何十分も経って、私はようやく教室へついた。




運よく先生はいなくて、みんな入学式から戻ってくる最中みたい。




「うん。 ごめんね」




「もー、心配したのよ! ……ってあんた、何それ? なんで眼鏡かけてるわけ?」