そう吐き捨てると、俺はアタフタしている花の手を掴んで歩き出した。




「あの人超カッコいいぃ~」




「あの子超可愛いじゃん」




どっか静かな場所にいこうと思ったのに、周りがザワザワうるさい。




俺がカッコいい?




別に不細工ではねぇとは思うけど、そこまでカッコいいとも思わない。




花が可愛いのは知ってるけど……って、