【完】悪魔彼氏にKISS

その間も胸の鼓動は鳴り止むことなく、むしろ速さを増していた。




「やべ……」




数秒くらい見つめていると、突然、翼くんが耳を噛んできた。




噛むより、甘噛みと言ったほうが正しい。




「……ゃっ」




な……何!