「ごめん。……止んねぇ」




ドンドンと胸を叩いても、離す気配もなくて、本格的に酸欠になりそうになる。




ほ、ほんとに苦しい……。




「……止めて、花」




切な気で少し苦しそうな翼くんの声に、胸がキュンとなった。