きっと真っ赤だろう顔を指の隙間から覗かして、首を横に倒す。 「なぁ? 花さ、なんでんなに可愛いわけ?」 ―――――キュンっ。 「つ、翼くん? この体勢は……」 「ん? 花のお願い聞いてやってんだけど?」