それはそれでめんどくさいような……。




それ以前に、こんなもの買ってもらうなんて悪い。




か、彼女でもないのに。




「翼くん! 眼鏡いらないよ」




眼鏡をとり、翼くんに押し付ける。




すると、翼くんがあからさまに深い溜息をついた。