【完】悪魔彼氏にKISS

―――――キュンっ。




わぁ〜……今の翼くん、すっごく貴重だった!




か、可愛い……!




「うん! 行ってくるね?」




首を傾げてニコッと笑うと、私は急いで理科室に向かった。




私のいなくなった教室で……




「今のはヤバイだろ…」




深い溜息をついて、翼くんが頭を抱えていたなんと知らずに。