「はぁ……どうしよう……」




翼くんの事、好き過ぎてどうしよう。




大好き過ぎてどうしよう……。




甘過ぎるよ、翼くん……。




「好きだよ……」




独りぼっちの部屋で呟いた小さな声は、翼くんに届かずに消えた。