先輩はそれだけ言って、私の手を握りカラオケボックスを出た。 あぁ、私やっぱり、この人が好きだ。 やっぱり、自分の気持ちに嘘はつけない。 「なぁ、勝手に何してんの?」 カラオケからでた路地裏で、翼くんに壁に押し付けられる。