【完】悪魔彼氏にKISS

私の嫌な予感は当たり、相手は水校の同級生だった。



さ…最悪。




「え〜っと、私達は水校一年のミカです!」




「コトミでぇす」




「ハルカで〜す」




「…………花です」




元気よく自己紹介をする三人に合わせる気にもなれず、私は今にも消えそうなくらい小さな声で言った。