ちょっとでもまだ好きでいてくれてるかな?なんて期待しちゃって……馬鹿だな私。




ホント馬鹿だ。




フラれた相手を何年も想い続けるわけないよね……まして私なんて。




「ちょっ……花! 何泣いて……って、アンタ!」




ミカちゃんが泣き出した私を心配そうに見ながら、突然声を上げた。