ホント……、




「馬鹿みたいだな、私……」




ポロリ、と気持ちを声に出した途端、涙が溢れてくる。




翼くんが私を好きだったのは中学一年までで、その後は私の事なんて忘れて、きっと他に好きな子ができたんだろうな……。