【完】悪魔彼氏にKISS

その臭さに顔をしかめながらリビングを見渡すと、テーブルにお母さんとお父さんが座っていた。




違和感がありすぎるその光景に目をうたがっていると、私に気づいたお父さんが口を開いた。




「花、座りなさい」




お帰りでも、久しぶりでもない。