あたしとつばさはそのままあのおいしいパフェのある店に向かって過ごした。



「まだ、時間あるけど、この後どうする?」



「行くとこないなら俺ん家くる?」



「いいの?」



男の子の家なんて初めてかも…。いや、幼稚園とかの時に行ってたかも…。



「ああ、じゃあ行こうぜ。」



あたしとつばさはつばさの家に向かった。
着いた家は道から外れた住宅街にある普通の家じゃん。
へー、結構普通なんだなあ…。



「入れよ、今日は家族誰もいないんだよ」



あたしは恐る恐る緊張したままリビングのソファに座った。



「ゆっくりしろよ。」



そう言ってつばさはあたしの隣に座ってテレビをつけた。
その後しばらくテレビの音だけが続いた。


わー…この沈黙無理かも…。