私は腕をひかれ、カズタカ君の胸のなかに納まった。

この瞬間、カズタカ君は年下とか関係なく男だって思う。



「大事にします。」

「うん。ありがとう。」

「俺と付き合ってください。」

「うん…。」





しばらくして、どちらともなく体を離して、お互い家に帰った。










私の人生で初めて。

ピュアでどこかくすぐったい恋が始まった。