ちっぽけな幸せを君に

 「あー!やっと帰れる!」


 流歌の体に異常は認められず、心の傷についてはおいおい相談しながら治療する。とゆう形に決まった。


 「流歌、走ると転ぶぞー」


 「そんなドジじゃないもん」


 流歌はそういって頬を膨らませた。


 流歌にはHIVの検査については話していない、結果が出てからでも遅くはないはず。俺はそう判断し、流歌には告げない事にした。



 結果が出るまでは――