ちっぽけな幸せを君に

 「流歌のトラウマ――間違い無くあんたのせいだよな?」


 「そうだろう……」


 「じゃあ何で今更流歌の前に現れたんだ!あんたさえいなければ流歌はあんな事にはならなかった!!」


 「すまない……」


 その言葉で俺の中で何かが弾けた。義父の胸倉を掴み叫ぶ。


 「ふざけんな!!あんた何なんだ!俺達は……俺と流歌はただ一緒にいたいだけなんだよ!それだけで幸せなんだ!」


 すがる様に俺は地面に崩れ落ちた。