ちっぽけな幸せを君に

 「そう。それはお父さんやお母さん、大切な人達の顔だったり、綺麗な景色だったり――」


 確かにそうかもしれない――


 俺達が当たり前に得ているもの。それは俺達には当たり前過ぎて『得ている』とゆう感覚はないが、それを得る事が出来ない人間もいる。


 特に視覚とゆうものは俺達が思う以上に様々な事を与えてくれる。


 それは例えば、初恋の人の愛しい顔だったり、あるいは数十年に一度の流星群だったり――