ちっぽけな幸せを君に

 「らめれすよー先輩はらずらの隣に居てくれなきゃー」


 「すぐ戻ってくるって!な?」


 「らずらわぁ……先輩がらい好きなんれすぅ」


 いっこうに離れる様子のない薺に困り果てているとちょうど唯が中から出て来た。


 「……どうかしたんですか?」


 「あ、ああ、調度よかった。ちょっとトイレ行きたいから薺、部屋に連れ戻しといてくれないか?」


 唯は、わかりました。と言って薺を抱えて部屋へと入って行った。