「私ね、大学進学は諦めようと思ってるんだ。
やっぱり家族一緒にくらしたいし……当麻くんに、着いていく」
「マジかよ。ホントにそれでいーのか? 片田さんに話して、こっちに配属してもらう手もあるし」
「ううん。私の幸せは、当麻くんと一緒にいることだから」
「お前って、やっぱ最高のオンナだよな。オレもやっぱ、離れるなんて考えられねーわ。
このあとのことは、オレに全部任せろ。親にどう言おうとか、そういう心配までしてたろ?」
「うん……」
「さやの親に殴られたとしても、オレの気持ちは揺るがないから」
「当麻くん……」
当麻くんは私のお腹に手を置き、愛おしそうな顔をする。
「さやと、コイツ。オレが、絶対に幸せにする。……イヤか?」
「ううんっ。ありがとう……当麻くん、ありがとう」
今まで胸の奥につかえてたモノが、
当麻くんのおかげでスーッと取れていった気がした。
「ホラ、また泣く。そんな泣いてっと、泣きやむまでキスし続けんぞ?」
「こんなときまでそんなこと言うんだから」
「ハハッ。そ~いやさ、あのバレンタインの夜だよな。あ、朝の方か?
濃厚だったからな~。な、思い出すよな」
当麻くんニヤニヤしてるし……。
「もうっ、知らないっ!」
やっぱり家族一緒にくらしたいし……当麻くんに、着いていく」
「マジかよ。ホントにそれでいーのか? 片田さんに話して、こっちに配属してもらう手もあるし」
「ううん。私の幸せは、当麻くんと一緒にいることだから」
「お前って、やっぱ最高のオンナだよな。オレもやっぱ、離れるなんて考えられねーわ。
このあとのことは、オレに全部任せろ。親にどう言おうとか、そういう心配までしてたろ?」
「うん……」
「さやの親に殴られたとしても、オレの気持ちは揺るがないから」
「当麻くん……」
当麻くんは私のお腹に手を置き、愛おしそうな顔をする。
「さやと、コイツ。オレが、絶対に幸せにする。……イヤか?」
「ううんっ。ありがとう……当麻くん、ありがとう」
今まで胸の奥につかえてたモノが、
当麻くんのおかげでスーッと取れていった気がした。
「ホラ、また泣く。そんな泣いてっと、泣きやむまでキスし続けんぞ?」
「こんなときまでそんなこと言うんだから」
「ハハッ。そ~いやさ、あのバレンタインの夜だよな。あ、朝の方か?
濃厚だったからな~。な、思い出すよな」
当麻くんニヤニヤしてるし……。
「もうっ、知らないっ!」


