「任せといてよ! 今はまだレパートリー少ないけど、それまでにお母さんに教えてもらうんだから」
「楽しみにしてまーす」
悠馬くんとこんな風に話せるとは思ってなかったな。
普通に話せば、すごくイイコなんだね。
悠馬くんとウチに帰ると、ソファーで当麻くんがグッタリとしていた。
「どうしたの?」
「気持ちわりぃ……」
「えぇっ!? 風邪かな」
「アレだ、アレ。昼のそぼろ弁当……」
そう言えば、当麻くん。無言で食べてたっけ。
「そぼろ弁当? オレそんな渋い弁当作ってないっす」
悠馬くんが首を傾げる。
「悠馬のは、事情があって今日は食えなくって。
キララの作ったそぼろ、激甘だったっつの」
「激甘っ!?」
「砂糖どんだけ? 菓子かっつーぐらい甘くてな、おかずも全部甘いし、吐きそーだった……」
当麻くん、甘いのダメだもんねぇ。
「けど、全部食べてたね」
「せっかく作ってくれたしな」
そうだったんだ。……優しいな、当麻くん。
「楽しみにしてまーす」
悠馬くんとこんな風に話せるとは思ってなかったな。
普通に話せば、すごくイイコなんだね。
悠馬くんとウチに帰ると、ソファーで当麻くんがグッタリとしていた。
「どうしたの?」
「気持ちわりぃ……」
「えぇっ!? 風邪かな」
「アレだ、アレ。昼のそぼろ弁当……」
そう言えば、当麻くん。無言で食べてたっけ。
「そぼろ弁当? オレそんな渋い弁当作ってないっす」
悠馬くんが首を傾げる。
「悠馬のは、事情があって今日は食えなくって。
キララの作ったそぼろ、激甘だったっつの」
「激甘っ!?」
「砂糖どんだけ? 菓子かっつーぐらい甘くてな、おかずも全部甘いし、吐きそーだった……」
当麻くん、甘いのダメだもんねぇ。
「けど、全部食べてたね」
「せっかく作ってくれたしな」
そうだったんだ。……優しいな、当麻くん。


