恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏

うわ~、そうなんだ!


悠馬くんのタイプって……キララちゃんみたいなコなんだ。


へぇ~。


笑いを堪えてると、当麻くんもニヤついていた。


「よぉ悠馬。声かけてこいよ」


「マジっすか~。でもな、コンビニでナンパって」


「悠馬なら大丈夫じゃね? 今までの戦歴考えても、ほぼ落ちんだろ」


「そーっすか? じゃ、行ってくっか」


当麻くん、完全に面白がってるよ……。


キララちゃんが、簡単に落ちるとは思えないんだけど。


ブッ、想像しただけで楽しそう!


キララちゃんに暴言吐かれて、悠馬くんのプライド、ズタズタになっちゃう!?


悠馬くんは、またコンビニの中に入って行った。


「どうなるかな、あのふたり」


「……知らね。さや、帰ろーぜ」

「えっ!?」


腕をつかまれ、走りだした当麻くんに必死についていく。


あのふたりがまとまってくれたらそんな嬉しいことはないけど、


まぁそれは……


多分、ありえないかな。