「もういいわよ。聞いた私がバカだったわ……。流星くん、もう行って?」
うわ、お兄ちゃん!
頑張って!
思わず拳をつくり、力を入れてしまう。
「香純さんっ!」
お兄ちゃんの大きな声が聞こえてくる。
キャー! ドキドキだよ。
当麻くんと顔を見合せ、次のセリフを待つ。
「…………」
「……あれっ。声が聞こえなくなっちゃったね」
壁に耳を押しあてるけど、物音ひとつ聞こえない。
「どした? 放送事故か?」
「テレビじゃナイんだから……」
苦笑してると、当麻くんはなんだかニヤニヤし始めた。
え……なに?
「多分、今頃……」
「え?」
「さ。行くか」
当麻くんは立ちあがると、私の手を握って立たせてくれる。
「今頃……なに?」
「想像つくだろ。イチャイチャ……。
ははっ、今度コレをネタに流星さんいじってやろ」
お兄ちゃんと香純さんが、こんな所で!?
まさか……ね。
うわ、お兄ちゃん!
頑張って!
思わず拳をつくり、力を入れてしまう。
「香純さんっ!」
お兄ちゃんの大きな声が聞こえてくる。
キャー! ドキドキだよ。
当麻くんと顔を見合せ、次のセリフを待つ。
「…………」
「……あれっ。声が聞こえなくなっちゃったね」
壁に耳を押しあてるけど、物音ひとつ聞こえない。
「どした? 放送事故か?」
「テレビじゃナイんだから……」
苦笑してると、当麻くんはなんだかニヤニヤし始めた。
え……なに?
「多分、今頃……」
「え?」
「さ。行くか」
当麻くんは立ちあがると、私の手を握って立たせてくれる。
「今頃……なに?」
「想像つくだろ。イチャイチャ……。
ははっ、今度コレをネタに流星さんいじってやろ」
お兄ちゃんと香純さんが、こんな所で!?
まさか……ね。


