「ん……ダメ」
「ダメって顔かよ。さや、いーだろ……ちょっとだけだから」
当麻くんのちょっとは、ちょっとじゃナイんだってば!
少しずつ近付く当麻くんの顔を見つめ、ソファにつけたおしりをズラし後ずさり。
「……逃げんなよ」
「逃げてナイよ」
「抵抗すんなら、ココで押し倒すけど?」
当麻くんはイタズラっぽい笑みを見せ、
ソファについていた私の手を、勢いよく掴む。
見事にソファに倒れこんだ私を、当麻くんは嬉しそうに見下ろしている。
「ず……ズルいよ」
「別に、ズルくねぇじゃん。バレンタインだろ?
ちょっとぐらい、甘い時間が欲しー」
「それはそうだけど……」
「家じゃ、流星さんも悠馬も見張ってっし?
こんなときしか、さやに触れらんねーって……悲しい」
当麻くん……。
フッと油断したすきに、当麻くんが私に覆い被さってきた!
「スキありっ」
顔が目の前に迫り、ドキドキする中、唇が触れあう。
「ダメって顔かよ。さや、いーだろ……ちょっとだけだから」
当麻くんのちょっとは、ちょっとじゃナイんだってば!
少しずつ近付く当麻くんの顔を見つめ、ソファにつけたおしりをズラし後ずさり。
「……逃げんなよ」
「逃げてナイよ」
「抵抗すんなら、ココで押し倒すけど?」
当麻くんはイタズラっぽい笑みを見せ、
ソファについていた私の手を、勢いよく掴む。
見事にソファに倒れこんだ私を、当麻くんは嬉しそうに見下ろしている。
「ず……ズルいよ」
「別に、ズルくねぇじゃん。バレンタインだろ?
ちょっとぐらい、甘い時間が欲しー」
「それはそうだけど……」
「家じゃ、流星さんも悠馬も見張ってっし?
こんなときしか、さやに触れらんねーって……悲しい」
当麻くん……。
フッと油断したすきに、当麻くんが私に覆い被さってきた!
「スキありっ」
顔が目の前に迫り、ドキドキする中、唇が触れあう。


