っていうか、お兄ちゃん!
香純さんに彼氏がいるかどうか、まだ確認してナイんだ!?
これじゃ、先が思いやられるなぁ……。
しばらくすると、ひとが少しずつ集まってくる。
お爺さんの友人はもちろんのこと、私や当麻くんの友達も来たりして、
喫茶店の中は、今までにないぐらい賑わっていた。
最近会ったお爺さんは、なんだかやつれて元気がなかったけど、
たくさんのひとに囲まれて、今日は以前のような元気や、笑顔を取り戻していた。
そんなお爺さんを眺めながら、私と当麻くんは、
お店のフロアにある一番端のテーブル席に座って、まったりとしていた。
「お爺さん、楽しそうだね」
「あぁ。やっぱ今日やってよかった」
「フフッ。当麻くんも、嬉しそう」
元気が出たお爺さんを見つめる当麻くんは、すごく幸せそうな顔してる。
「……そーか?」
「うん」
「ならきっと、さやのおかげ」
当麻くんはそっと私の手をとり、口もとへ持っていく。
香純さんに彼氏がいるかどうか、まだ確認してナイんだ!?
これじゃ、先が思いやられるなぁ……。
しばらくすると、ひとが少しずつ集まってくる。
お爺さんの友人はもちろんのこと、私や当麻くんの友達も来たりして、
喫茶店の中は、今までにないぐらい賑わっていた。
最近会ったお爺さんは、なんだかやつれて元気がなかったけど、
たくさんのひとに囲まれて、今日は以前のような元気や、笑顔を取り戻していた。
そんなお爺さんを眺めながら、私と当麻くんは、
お店のフロアにある一番端のテーブル席に座って、まったりとしていた。
「お爺さん、楽しそうだね」
「あぁ。やっぱ今日やってよかった」
「フフッ。当麻くんも、嬉しそう」
元気が出たお爺さんを見つめる当麻くんは、すごく幸せそうな顔してる。
「……そーか?」
「うん」
「ならきっと、さやのおかげ」
当麻くんはそっと私の手をとり、口もとへ持っていく。


