「さやさん、オレにもなんか飲むモンちょーだい」
悠馬くんが手を差しだしてくるから、
さっき当麻くんに渡したヤツを、そのまま手渡そうとすると……。
悠馬くんはさっき当麻くんがやったみたいに、私の手に自分の手を重ねてきた。
えぇっ!?
「ちょっと、なんのつもり!?」
「反応ちげーじゃん。さっきはオンナの顔になってたくせに」
「そっ、そんな顔してナイし!」
「してたねー。四六時中イチャつくの、やめてくれます?」
「さっきのどこがイチャついてるのよ」
「全体的に。あームカつく」
そう言い残し、悠馬くんも2階へとあがって行った。
なにアレ!
ムカつくのは、コッチなんだけど!?
最近悠馬くん反抗してこないと思ってたのに、やっぱり改心してなかったんだ。
ホント、生意気なんだから。
「もぅ、お兄ちゃん。今の聞いてた!?」
お兄ちゃんなら、わかってくれるよね!
「ん? あぁ……オレもイチャつきてぇな。香純さん、オトコいんのかな……」
話になんない……。
悠馬くんが手を差しだしてくるから、
さっき当麻くんに渡したヤツを、そのまま手渡そうとすると……。
悠馬くんはさっき当麻くんがやったみたいに、私の手に自分の手を重ねてきた。
えぇっ!?
「ちょっと、なんのつもり!?」
「反応ちげーじゃん。さっきはオンナの顔になってたくせに」
「そっ、そんな顔してナイし!」
「してたねー。四六時中イチャつくの、やめてくれます?」
「さっきのどこがイチャついてるのよ」
「全体的に。あームカつく」
そう言い残し、悠馬くんも2階へとあがって行った。
なにアレ!
ムカつくのは、コッチなんだけど!?
最近悠馬くん反抗してこないと思ってたのに、やっぱり改心してなかったんだ。
ホント、生意気なんだから。
「もぅ、お兄ちゃん。今の聞いてた!?」
お兄ちゃんなら、わかってくれるよね!
「ん? あぁ……オレもイチャつきてぇな。香純さん、オトコいんのかな……」
話になんない……。


