そっと開くと……
その中には、キラキラ光る石のついた、指輪が入っていた。
「なに、コレ!?」
「なにって……プレゼント?」
当麻くんは、なんだか照れくさそうに鼻をかいて、私から目線を外した。
「……オレ、愛情表現足りねぇみたいだし?
この指輪に、永遠の愛を誓うってどーよ」
「永遠……?」
「そ。今日ちょうどクリスマスだし」
ドキドキする私の前で、当麻くんはガラスケースから指輪を抜き取ると、
今にも震えそうな、私の左の薬指に……
ゆっくりと、指輪をはめていく。
「絹川当麻は、皆川さやを……永遠に愛する事を誓います」
「当麻くん……」
ヤダ……嬉しい……。
修学旅行の帰りにもらったストラップも嬉しかったけど、
やっぱり指輪は特別。
どうしよう、感激しすぎて涙が止まらない。
「泣くなって。寂しくさせて悪かったな。
普段からマメに連絡とかできれば、さやも不安にならねぇんだろうけど」
「違うのっ。嬉しくって、涙が……。
フフッ……今のって、結婚式みたいだね」
その中には、キラキラ光る石のついた、指輪が入っていた。
「なに、コレ!?」
「なにって……プレゼント?」
当麻くんは、なんだか照れくさそうに鼻をかいて、私から目線を外した。
「……オレ、愛情表現足りねぇみたいだし?
この指輪に、永遠の愛を誓うってどーよ」
「永遠……?」
「そ。今日ちょうどクリスマスだし」
ドキドキする私の前で、当麻くんはガラスケースから指輪を抜き取ると、
今にも震えそうな、私の左の薬指に……
ゆっくりと、指輪をはめていく。
「絹川当麻は、皆川さやを……永遠に愛する事を誓います」
「当麻くん……」
ヤダ……嬉しい……。
修学旅行の帰りにもらったストラップも嬉しかったけど、
やっぱり指輪は特別。
どうしよう、感激しすぎて涙が止まらない。
「泣くなって。寂しくさせて悪かったな。
普段からマメに連絡とかできれば、さやも不安にならねぇんだろうけど」
「違うのっ。嬉しくって、涙が……。
フフッ……今のって、結婚式みたいだね」


