「ま、当麻さんと別れるコトがあったらいつでも言ってこいよ?
オレが付き合ってやるから!」
潤くんは照れかくしなのか、そういう言い方をした。
「ひどい! 別れないから」
「そっか。当麻さんモテるし、ライバル多いと思うけど。
応援してるぜ! ま、頑張れな」
「ありがと。頑張るよ」
ふたりで笑ってると、タクシーは、海中道路の途中にある“道の駅”へと停車した。
かなり広い敷地内に、2階建ての建物があって、1階に物産展、2階には資料館。
館の周りには、砂浜はないけれど、
コンクリートの階段が海へと下がり、人工の海岸が作ってあるような場所。
タクシーが停まると共に、外へ飛びだすレナを見て、潤くんは苦笑してながら先に降りていった。
当麻くんはまだ寝てる……。
体を揺すり起こすと、
うっすらと目を開けて、私に体を預けてくる。
……寝ぼけてるのかな?
オレが付き合ってやるから!」
潤くんは照れかくしなのか、そういう言い方をした。
「ひどい! 別れないから」
「そっか。当麻さんモテるし、ライバル多いと思うけど。
応援してるぜ! ま、頑張れな」
「ありがと。頑張るよ」
ふたりで笑ってると、タクシーは、海中道路の途中にある“道の駅”へと停車した。
かなり広い敷地内に、2階建ての建物があって、1階に物産展、2階には資料館。
館の周りには、砂浜はないけれど、
コンクリートの階段が海へと下がり、人工の海岸が作ってあるような場所。
タクシーが停まると共に、外へ飛びだすレナを見て、潤くんは苦笑してながら先に降りていった。
当麻くんはまだ寝てる……。
体を揺すり起こすと、
うっすらと目を開けて、私に体を預けてくる。
……寝ぼけてるのかな?


