「だってな、流星さんから言ってきたんだって。『お前らふたりはまだだと思うけどな……』って。んなワケねーっつの」

「きゃっ……んんっ」

当麻くんにキスされて、またフワフワした感じになってくる。

「今日2回目……だよ?」

「そーでした。んじゃ、1日1回ってのは、家の中限定っつーコトで」



「フフッ、ウマいコト考えるよね」

「ま、今日だけ特別。もう1回……」

そう言って当麻くんは朝から3度目の、甘~いキスをくれた。



学校に行く日は、慌ただしいだけの朝だったのに、

当麻くんがやってきたコトで、

甘い時間も一緒に訪れる。



長くて幸せなひとときを

味わうかのように、

ふたりで長いキスを繰り返していた。