「流星さんが見てない所っつーのだけ、守ろうぜ?」

そう言って顔を寄せてくる。

胸がドキドキしてきて、顔が熱い。

……こんなのが毎朝続いたら

私の心臓もたないよ。



いいのかな、こんなに幸せで。

静かに目を閉じたら、当麻くんが吹きだした。

「……え?」

「この五……もうすませましたつったら、流星さん卒倒する?

それともオレ、この家から永久追放か?」

五ヶ条を見つめ、クックと笑ってる。



「もぅ……お兄ちゃんにウソつくからだよ。

お泊りの条件に、なにもしないって……約束したの?」