しかも、となりには横田くんが!
近くに私たちぐらいの世代のひとが見当たらないから、ふたりで見にきたんだと思う。
おじゃまかな~と思ったけど、彩菜に心配かけたし、一声かけて行こう。
3段ほど階段をのぼり、彩菜たちの近くに寄っていく。
「彩菜!」
「……えっ!? あ~っ! さや、どこに行ってたの!?」
イルカショーに夢中だった彩菜は、私が呼ぶとすぐに階段の外まで出てきてくれた。
「当麻くんから隠れてたの……。ゴメンね、心配かけて。ねぇ……彩菜、横田くんとうまくいきそうなんだ?」
「うっ……うん」
「そっか。よかったね! じゃぁ、先に行ってるね?」
「待って! せっかくだからさやも一緒に見ようよ。ふたりっきりだと、照れちゃうし、さやがいてくれた方が嬉しいな」
「……本当に?」
「うん!」
彩菜がそう言ってくれたから、3人でショーを見るコトにした。
イルカのショーなんて、小さい時にしか見たコトがなかったけど、意外と楽しかった。
途中でエサをあげられるシーンがあって、彩菜は子供たちに混じって、イルカにエサをあげてた。
あっという間に、ショーの終了時間。
夢中になってた私たちは、すっかり時間のコトを忘れていた。
近くに私たちぐらいの世代のひとが見当たらないから、ふたりで見にきたんだと思う。
おじゃまかな~と思ったけど、彩菜に心配かけたし、一声かけて行こう。
3段ほど階段をのぼり、彩菜たちの近くに寄っていく。
「彩菜!」
「……えっ!? あ~っ! さや、どこに行ってたの!?」
イルカショーに夢中だった彩菜は、私が呼ぶとすぐに階段の外まで出てきてくれた。
「当麻くんから隠れてたの……。ゴメンね、心配かけて。ねぇ……彩菜、横田くんとうまくいきそうなんだ?」
「うっ……うん」
「そっか。よかったね! じゃぁ、先に行ってるね?」
「待って! せっかくだからさやも一緒に見ようよ。ふたりっきりだと、照れちゃうし、さやがいてくれた方が嬉しいな」
「……本当に?」
「うん!」
彩菜がそう言ってくれたから、3人でショーを見るコトにした。
イルカのショーなんて、小さい時にしか見たコトがなかったけど、意外と楽しかった。
途中でエサをあげられるシーンがあって、彩菜は子供たちに混じって、イルカにエサをあげてた。
あっという間に、ショーの終了時間。
夢中になってた私たちは、すっかり時間のコトを忘れていた。


