「そうなんだって。彩菜、横田くんと一緒にイルカショー見に行くから、
さや見つけたら、声かけてって言ってた。
彩菜もヤるよね! 好きなコいないとか言ってたのに、ちゃっかり横田くんと仲良くなって」
「そうなんだ、横田くんと……?」
良かった。彩菜、うまくいきそうなんだ。
「さやもショー見てきたら?」
「うん、そうしようかな。レナも行くよね?」
私が問いかけると、レナは眉を下げてちょっと困った顔をした。
「うーん、それがさ。先生に点呼頼まれちゃって、先にバスに戻らなきゃダメなんだよね」
「そうなの!? じゃあ私も戻るよ」
「でも彩菜がさやのコト心配してたから。……行ってあげて?」
「……わかった。じゃあ、またあとでね。今日……ホントにゴメンね、レナ」
「ううん。私こそ! さやの彼氏もイルカのショー見に行ってたし、合流できたらいいね。
ちゃんと仲直りしといでよ?」
レナは私の背中をポンと叩き、笑顔で水族館の出口の方へと歩いていった。
さや見つけたら、声かけてって言ってた。
彩菜もヤるよね! 好きなコいないとか言ってたのに、ちゃっかり横田くんと仲良くなって」
「そうなんだ、横田くんと……?」
良かった。彩菜、うまくいきそうなんだ。
「さやもショー見てきたら?」
「うん、そうしようかな。レナも行くよね?」
私が問いかけると、レナは眉を下げてちょっと困った顔をした。
「うーん、それがさ。先生に点呼頼まれちゃって、先にバスに戻らなきゃダメなんだよね」
「そうなの!? じゃあ私も戻るよ」
「でも彩菜がさやのコト心配してたから。……行ってあげて?」
「……わかった。じゃあ、またあとでね。今日……ホントにゴメンね、レナ」
「ううん。私こそ! さやの彼氏もイルカのショー見に行ってたし、合流できたらいいね。
ちゃんと仲直りしといでよ?」
レナは私の背中をポンと叩き、笑顔で水族館の出口の方へと歩いていった。


