……って!
流されてる場合じゃないっ。
こんな所で、絶対ヤダ。
「……待って!」
グイと当麻くんを押し返すと、
驚いた顔をして、私を見下ろしている。
「……聞きたいコト、あるんだけど」
「終わってからな?」
当麻くんはニヤリと笑うと、私の手を簡単によけ、床に押しつけた。
「……その前に、聞きたい。
今日って、どうして女の子も一緒だったの?
班のメンバーじゃないのに……すごく仲よさそうだった」
胸をギュッとわしづかみにされそうな気持ちになる。
神原さんのコト、ちゃんと聞かないと……
明日もきっと気になるよ。
「アイツらも国際通り来ててさ。たまたま会った」
当麻くんは、なんてコトなさそうに答える。
「たまたま……で一緒に行動?」
「まぁな」
「それにしちゃ、随分仲がよさそうだったよね、神原さんと……」
勢いに任せて、とうとうその名前を口に出すコトができた!
当麻くんの反応は……。
流されてる場合じゃないっ。
こんな所で、絶対ヤダ。
「……待って!」
グイと当麻くんを押し返すと、
驚いた顔をして、私を見下ろしている。
「……聞きたいコト、あるんだけど」
「終わってからな?」
当麻くんはニヤリと笑うと、私の手を簡単によけ、床に押しつけた。
「……その前に、聞きたい。
今日って、どうして女の子も一緒だったの?
班のメンバーじゃないのに……すごく仲よさそうだった」
胸をギュッとわしづかみにされそうな気持ちになる。
神原さんのコト、ちゃんと聞かないと……
明日もきっと気になるよ。
「アイツらも国際通り来ててさ。たまたま会った」
当麻くんは、なんてコトなさそうに答える。
「たまたま……で一緒に行動?」
「まぁな」
「それにしちゃ、随分仲がよさそうだったよね、神原さんと……」
勢いに任せて、とうとうその名前を口に出すコトができた!
当麻くんの反応は……。


