「心配したのに……。先生も騒いでたし、夕食の時間になっても当麻くん戻ってこなかったし」
「悪い。そーだな、さやに一言言えばよかったな」
当麻くんは、申し訳なさそうな顔をして、その場にしゃがみこんだ。
もちろん、ヤンキー座りで、ね。
「最終日の下見。国際通りで自由行動だろ?
さやと一緒にまわんのに、案内できねぇとか、カッコ悪いし?」
「えっ! それが理由なの!?」
「おぅ。他のヤツらも、そんな所」
そうだったんだぁ……。
ハッ!
だからって、今日みたいな行動は慎むべきだよ。
当麻くんの気持ちは嬉しいけどね。
「初めてなんだし、知らなくっていいのに……」
「ハハッ。それでもオレは、いつもさやをリードしてたいワケ。……わかる?」
当麻くんは、しゃがんだ体勢で私見上げ、
誇らしげに笑ってる。
……それを見たら、なにも言えなくなっちゃうよ。
「悪い。そーだな、さやに一言言えばよかったな」
当麻くんは、申し訳なさそうな顔をして、その場にしゃがみこんだ。
もちろん、ヤンキー座りで、ね。
「最終日の下見。国際通りで自由行動だろ?
さやと一緒にまわんのに、案内できねぇとか、カッコ悪いし?」
「えっ! それが理由なの!?」
「おぅ。他のヤツらも、そんな所」
そうだったんだぁ……。
ハッ!
だからって、今日みたいな行動は慎むべきだよ。
当麻くんの気持ちは嬉しいけどね。
「初めてなんだし、知らなくっていいのに……」
「ハハッ。それでもオレは、いつもさやをリードしてたいワケ。……わかる?」
当麻くんは、しゃがんだ体勢で私見上げ、
誇らしげに笑ってる。
……それを見たら、なにも言えなくなっちゃうよ。


