当麻くんのいる塊は、相変わらず楽しそうに騒いでいて……。
けど、ウチの班はウチの班で、今日の出来事がウソのようにみんな団結してなんだか仲良くなっていた。
潤くんが盛り上げてくれたってのもあるけど……。
だからその間は、当麻くんのコト気にせず、班ミーティングに集中できた。
広間を出たら、ちょうど当麻くんたちのグループがろう下に溜まっていた。
当麻くんは誰かの話を笑って聞いていて、コッチには全く気付いてナイ。
まだあの女のコ4人も一緒だし……
わざわざ話しに行くのもヘンだよね。
ウチの班のメンバーと、黙って通り過ぎようとしたら……。
「ねぇ~当麻くん。消灯後……抜けだせる?」
え。
あの、神原って女のコが、当麻くんの腕を取って甘えたような声を出していた。
……なんなの、あのコ。
怒りと不安が入り交じったような気持ちが、私の胸の中を支配する。
でも、あの中に入っていく勇気なんてナイ。
当麻くん、ハッキリ断ってよ……。
けど、ウチの班はウチの班で、今日の出来事がウソのようにみんな団結してなんだか仲良くなっていた。
潤くんが盛り上げてくれたってのもあるけど……。
だからその間は、当麻くんのコト気にせず、班ミーティングに集中できた。
広間を出たら、ちょうど当麻くんたちのグループがろう下に溜まっていた。
当麻くんは誰かの話を笑って聞いていて、コッチには全く気付いてナイ。
まだあの女のコ4人も一緒だし……
わざわざ話しに行くのもヘンだよね。
ウチの班のメンバーと、黙って通り過ぎようとしたら……。
「ねぇ~当麻くん。消灯後……抜けだせる?」
え。
あの、神原って女のコが、当麻くんの腕を取って甘えたような声を出していた。
……なんなの、あのコ。
怒りと不安が入り交じったような気持ちが、私の胸の中を支配する。
でも、あの中に入っていく勇気なんてナイ。
当麻くん、ハッキリ断ってよ……。


