当麻くんの班じゃないのに、あのコ当麻くんと一緒なんだ……。
クラスは同じなのかな。
自由行動していいなら、私だってしたいよ……。
モヤモヤしながら自分の班に戻る。
「さや~! 待ってたぜ。さやがいないとまとまんねぇ。あ、ついでにタロも」
潤くんが明るい調子で行ってくれて、班のみんなが笑ったコトで、場の空気が和む。
レナは怒ってるかと思ったら、今はもう笑顔だった。
「さっきはゴメンね! 班のまとまり悪いからイライラしちゃってぇ。
ホラ、他の班のメンバーみんな仲いいし」
レナ、やっぱり悪気なかったのかな……。
確かに、ウチの班だけ会話がないのは私もすごく気にはなってた。
「仲良くしよ~ぜ! 消灯まで時間あるし、先生の見回りあるまでオレの部屋で……」
「潤くんの仲良くって……なんか、不純~! さやにヘンなコトしたら許さないから!」
優香が潤の頭をペチッ! って叩き、またみんな爆笑。
「い~じゃん、別に。さ、さやはココ座って」
潤くんが自分の横を開けてくれる。
みんな笑顔で頷いてるから、座らないわけにもいかなくて
とりあえずそこに座った。
クラスは同じなのかな。
自由行動していいなら、私だってしたいよ……。
モヤモヤしながら自分の班に戻る。
「さや~! 待ってたぜ。さやがいないとまとまんねぇ。あ、ついでにタロも」
潤くんが明るい調子で行ってくれて、班のみんなが笑ったコトで、場の空気が和む。
レナは怒ってるかと思ったら、今はもう笑顔だった。
「さっきはゴメンね! 班のまとまり悪いからイライラしちゃってぇ。
ホラ、他の班のメンバーみんな仲いいし」
レナ、やっぱり悪気なかったのかな……。
確かに、ウチの班だけ会話がないのは私もすごく気にはなってた。
「仲良くしよ~ぜ! 消灯まで時間あるし、先生の見回りあるまでオレの部屋で……」
「潤くんの仲良くって……なんか、不純~! さやにヘンなコトしたら許さないから!」
優香が潤の頭をペチッ! って叩き、またみんな爆笑。
「い~じゃん、別に。さ、さやはココ座って」
潤くんが自分の横を開けてくれる。
みんな笑顔で頷いてるから、座らないわけにもいかなくて
とりあえずそこに座った。


