「気を付けた方がいーよ。オレもだけど、さやもね」
「私もっ? え……それってどういう……」
「……さぁ? なんとなく思ったコトを言っただけ」
タロくんはそのまま口をつぐんでしまって、
もう何も言わなかった。
レナが私たちに敵意持ってるってコト?
なんだか深く聞くコトができず……
そのまま広間へと戻った。
中に入って見渡すと、もう半分以上の生徒が広間から消えていた。
ウチの班は……。
さっきいた場所に目をやると、まだみんな残っていた。
……もしかして、待っててくれたのかな!?
いなかったら……って思うと不安だったけど、みんなの姿を見たら、なんだか安心してきた。
私たちの姿を見て、潤くんが笑顔で、大きく手を振ってくれていた。
「私もっ? え……それってどういう……」
「……さぁ? なんとなく思ったコトを言っただけ」
タロくんはそのまま口をつぐんでしまって、
もう何も言わなかった。
レナが私たちに敵意持ってるってコト?
なんだか深く聞くコトができず……
そのまま広間へと戻った。
中に入って見渡すと、もう半分以上の生徒が広間から消えていた。
ウチの班は……。
さっきいた場所に目をやると、まだみんな残っていた。
……もしかして、待っててくれたのかな!?
いなかったら……って思うと不安だったけど、みんなの姿を見たら、なんだか安心してきた。
私たちの姿を見て、潤くんが笑顔で、大きく手を振ってくれていた。


