「アイツ……落ちるの、時間の問題じゃない?
いいなぁ、修学旅行、秘密のカップル誕生!! 秘密は守るよ」
またそんなコト言ってくる……。
潤くんは、広間の端に置いてあるプリントを取りに、前に行ったから聞いてないんだけど、
残っていた他のメンバーは、黙ってレナの言葉を聞いていた。
そこでタロくんが初めて発言……。
「レナ……潤を殺す気か?」
「えっ?」
「さやの彼氏って……絹川だろ。手ぇ出したら、殺されるぜ?」
確かに……。
だけど、浮気した場合は私も同罪。
『さやも一緒にツブす』ってよく当麻くん冗談混じりに言ってるからね。
疑われないよう、私も注意しなくっちゃ。
「ヤダ~、こんなのゲームでしょ。旅行の間ぐらい、違うひとと仲良くしたっていーじゃない。
タロくんの彼女だって、班行動の時他の男子といちゃついてたよ?」
そう言えば……タロくんの彼女、違うクラスなんだけど
首里城で会った時、確かに他の男子とベタベタしてたんだよね。
タロくんはそれ見て、ムッとしてたけど、黙って見て見ぬフリしてたっけ……。
いいなぁ、修学旅行、秘密のカップル誕生!! 秘密は守るよ」
またそんなコト言ってくる……。
潤くんは、広間の端に置いてあるプリントを取りに、前に行ったから聞いてないんだけど、
残っていた他のメンバーは、黙ってレナの言葉を聞いていた。
そこでタロくんが初めて発言……。
「レナ……潤を殺す気か?」
「えっ?」
「さやの彼氏って……絹川だろ。手ぇ出したら、殺されるぜ?」
確かに……。
だけど、浮気した場合は私も同罪。
『さやも一緒にツブす』ってよく当麻くん冗談混じりに言ってるからね。
疑われないよう、私も注意しなくっちゃ。
「ヤダ~、こんなのゲームでしょ。旅行の間ぐらい、違うひとと仲良くしたっていーじゃない。
タロくんの彼女だって、班行動の時他の男子といちゃついてたよ?」
そう言えば……タロくんの彼女、違うクラスなんだけど
首里城で会った時、確かに他の男子とベタベタしてたんだよね。
タロくんはそれ見て、ムッとしてたけど、黙って見て見ぬフリしてたっけ……。


